続・オレ色眼鏡

「代行の 運ちゃん運転 荒すぎる」

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外れた箍

その日はボーナスが出た週の土曜日で、ボクは前日から実家に帰ろうと決めていた。

朝起きて身支度をしているとき、ふと日曜日が父の日だとういうことに気づく。

まぁ、年に一度の父の日くらいと
柄にもなくプレゼントを買いに行くことにした。



近所のデパートを散策しながら、ああでもないこうでもないと思案していると
たまたま靴売り場の前に通りかかる。

「これだ!」と思い、すぐに母親に電話をかける。


「ねぇねぇ。お父さんって足のサイズ何センチ?」

「一応24.5センチ履いてるけど、ホントはたぶん24センチ」


そうだった。ボクの父親だ。
血は争えない。足は絶望的に小さい。


案の定、24センチのサイズの靴なんてそうそうあるわけはなく
見つけるのが大変なので探してもらおうと思い、店員の女の人に声を掛ける。


「はぁ、なるほどなるほど。お若いのに感心ですね。
それで、お父様の足のサイズは何センチですか?」

……サイズ言ったら軽く笑われた。


暗澹たる思いで靴売り場を離れたボクは結局時計を買うことにした。




実家に帰り、買った時計を父親に渡す。


うちの父親は無口な頑固者…なんてことは全然なく
底抜けに明るい子どもみたいな人なので
そんなに高いものじゃないんだけど、嬉しい嬉しいと素直に喜んでくれた。


その後、例の如く二人でしこたま飲んでいると
「そろそろ寝るわ」と、父親はいつもより少し早めに寝室に引っこんでいった。


それから、母親の『私がいかに濃い顔が好きか』というどうでもいいテーマの
演説を小1時間ほど聞いた後、ボクも寝ることにした。



トイレに行った帰り、左手の部屋が目に入る。


ボクは敬虔ではないけれど一応仏教徒なので
寝る前に(久しぶりに)仏様に手を合わせることにした。

仏壇のある部屋に行って、正座をした瞬間
その仏壇の前にさっき父親にあげた時計がちょこんと置いてあるのに気づいた。



ボクは、何だかものすごくほっこりした気分で手を合わせた。



20080624215333.jpg

↑若かりし頃の父親とボク

それにしても、なんてボクは父親に似てるんだ。
そして、この頃のボクはなんて可愛いんだ!
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藪からアロー

どうもー。
職場の後輩連中にブログの存在を知られてしまい
イマイチ更新がしづらくなっているさっけーです。


一昨日、昨日と2日続けて、大人のつき合いという副題の付く飲み会がありまして
昨晩に至っては三次会まで付き合わされて、付き合って後半はベロベロ。

さらに、夕食がアイスとポテチなんて誰かさんみたいに乱れた食生活を続けた結果
今日は朝からお腹がゴロゴロ。

おまけに睡眠不足も重なって日中はもうヘロヘロ。

この二日間の精神的、及び肉体的疲労は相当なもので
心のみならず、身も(胃腸、肝臓を中心に)ボロボロ。



その飲み会の中で、ご存知髪の毛とデリカシーのないうちの支店長は
ボクと後輩のプライベートな部分にまで干渉する始末。
休みの過ごし方とか、交友関係とかその他諸々。

こんなボクでも思うことはあるんですよ、色々。

まぁ、それでも柳に風。
このしなやかな強さは社会人生活を過ごす上で自然と身に付いたもの。

ただ、何故だろう。涙がポロポロ。


それでもいいんです。幸せな週末がやってくるのだから。

月曜日の朝から緩やかな右カーブの曲線描き、土曜日にピークを持ってくる。
これぞ一般的なサラリーマンそのもの。

楽しい楽しい週末に向けてコンディションを整えないといけない頃ですな。そろそろ。


ちょっと遅くなったけど、週末は『ザ・マジックアワー』を観に行こう。

というわけで、今夜はもう寝よ寝よ。

ビールとハバネロ

今週のハイライト


<月曜日>
●上司のドヤ顔

うちの会社では今夏から初めてクールビズを導入することになり
ノーネクタイ、ノー上着を励行するとのこと。

月曜日はその実施日で、いつもと同じメンバーなのだけど
妙にむず痒くて顔が見れない面映い感じ。
そんな中、ある上司の"開襟シャツ着たった"みたいなあの顔!


<火曜日>
●妹の爆弾発言

我が家で唯一の自由人、妹の思いがけない一言。

詳細は伏せるけれど、とりあえず我が家騒然。父ヤケ酒。


<水曜日>
●担当会社の超ド級の案件

甘く見てた。

3日前にして、ようやく事の重大さに気づく。


<木曜日>
●『FWやったらいいじゃん』

所属チームの責任者から今週の日曜に試合があるが来れるかとのTELがあった。

その中で
「その日は、FWが二人とも来れないからさっけーくんやってみないか」との提案。

大学のサークル時代より連綿と続く、「さっけーFWやったらいいじゃん」の空気。

ないのは自分が一番わかってるので、丁重にお断りした。


<金曜日>
●職場の後輩の送別会

新人の女の子が諸事情で仕事を辞めることになり
若手だけの送別会をするということでボクにも声がかかる。

うーん、みんな若い。
周りの顔触れを見て、ボクもすっかり中堅なのだなぁと再認識。


<土曜日>
●ビッグバン


<日曜日>
●ミドルループ

「まさかあの位置からループ打つとは思わなかったよ!」

「はぁ…」

当たり損ねたとは言えなかった。
…ボクは普通にミドルシュートを狙ったつもりだったんだ。



そして、今日は月曜。
また一週間が始まる。


月曜日の朝なんか来なきゃいいのに。

話せば長くなる

週末のこと。


日曜日はとある試験。


<金曜日>

仕事も一段落つき、さぁ帰ろうと身支度をしていると
日曜の試験の問題集も参考書もないことに気づく。

近くの同期、諸先輩方に持っていないかと聞くが、誰も持ってないとのこと。
止む無く明日買いに行くことに。



<土曜日>

近くの書店をあたってみるが、かなりマニアックな試験ということもあり
市内の店にはどこも置いてない。
(これが延岡クオリティ)

手当たり次第に電話をかけてみると、大分の某大手書店で在庫があるとの返事。

その足で大分市へ。所要時間は片道1時間半。
(これが延岡クオリティ)

※ちなみに延岡市からは、宮崎市に行くより大分市に行く方が近い。


無事問題集をゲットし、延岡へと戻るその帰り道
つい先日転勤して行った上司から電話がある。

『今、延岡に来ててこれから焼肉屋に行くんだけど来ないか?』


その刹那、高性能カンピューターSAKKEIが高速処理を始める。

22時前に帰れば十分勉強できる、そう算段をつけ

「いいんですか。では少しだけ」

そう返事をした。



21時30分。
帰路に着くことに。

"この調子でいけば22時には帰れる"

上司を送り、さぁ帰ろうとすると
一緒に焼肉を食べに行った後輩が徐に口を開く。

『2時間だけカラオケ行きませんか』


またも、高性能カンピューターSAKKEIが高速処理を始めた。

0時までに帰れば大丈夫!
SAKKEIが導き出す答えはいつだって正しい。

「じゃあ、2時間だけなら」




…プーー。

『10分前でーす』


SAKKEIの判断はいつだって速い。

「1時間延長で」



深夜1時半。
ようやく家に帰り着く。


うん、…とりあえず寝よう。



<日曜日>

朝6時半起床。

すばらしい。全ては計算通り。

さぁ、サクセスストーリーの始まりだ。


と、問題集を手に取ろうと辺りを見回す。


が、ない。


背中を伝うイヤな汗。


…そんなはずはない。


探す。…めっちゃ探す。


…ない。



処理能力オーバーとなったSAKKEIは自立停止した。
ボクは静かに目を閉じた。



14時半過ぎ。
失意のまま、半笑いで試験室から出る。

全てを悟ったボクには、家に帰れば
太陽の匂いをたくさん吸い込んだフカフカの布団が待っているはずだった。

んが、外を見るとシトシトと小雨が降っている。

ボクを待っていたのは、雨の匂いをたくさん吸い込んだジメジメの布団。


しっとりとした枕に顔をうずめ思う。

よもやこの湿気はボクの涙を吸い込んだわけじゃああるまいて。



そして、今日。

焼肉の匂いをたくさん吸い込んだ問題集がボクの手元に戻ってきた。
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