続・オレ色眼鏡

「代行の 運ちゃん運転 荒すぎる」

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The cat doesn't like TOFU.

先日フットサルに行こうと家を出ようとしたとき、珍しく妹からの着信があった。


「ねぇ、今大丈夫?あの…、ちょっと頼みたいことがあるんだけど…」

普段はオブラートになんて全く包まず剥き出しのトゲの付いた鉄球みたいなことばを
ボクにガンガン投げかける彼女がいかにも話し辛そうに言う。


どうしたのかと聞くと、彼女は意を決して話し出した。

「ちょっと余興を頼みたいんだけど…」


そうなのだ。来る26日は妹の結婚式なのだ。


まさか新婦の兄として、お世辞にも美声とは言えない声で歌を歌うことにでもなるのかと
些か暗い心持ちで答えた。

「いいよ。で、内容は?」


ボクの了承の意を含んだ返事を聞くと、その中身について訥々と話し出した。



その内容とはこうだ。

結婚式に出席できない新郎の友人だか同僚だかが
下半身黒タイツの某お笑い芸人(江頭○:50)のパロディのVTRを作ったらしい。

当日来れない彼の代わりにそのVTRの会場でのフリをボクにして欲しいということなのだ。


「…えーっと、んで格好は」

「上半身裸で下は黒タイツ」
淀みない口調で返事が返ってきた。


新婦の兄が結婚式で裸?親もいるし、もちろん向こうの親族もいる。

そんなボクの逡巡を察した妹がさらにことばを続ける。

「衣装はもちろんカツラも用意するし。きっとみんな喜ぶよ。お願い」


そんな問題か、本当にみんな喜ぶのか。

様々な思いが交錯したけれど、それでも結婚式という一世一代の大イベントということを考えると
ボクは兄として彼女のために何かをやってあげなけれなならない。

実にボクらしいやり方だ。文字通り、妹のために一肌脱ごうじゃないか。


わかった、いいよ。
と返事をすると、彼女はすごく喜んだ様子で電話を切った。


普段独り言は言わないボクだけど
その日はよし、と小さな声を出して布団に潜り込んだ。




翌朝、1通のメールの着信音でボクは目を覚ました。

「昨日話した余興の件だけど、会社の後輩でやる人が見つかったみたいだから大丈夫って。
ごめん、ありがとねー。」



これぞ肩透かし!



結婚式が4日後に迫った今、これでボクの心配は結婚式で号泣しないかということだけになった。
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コメント

結婚式の様子は、今度集合したときにでも。

  • 2011/02/22(火) 12:35:40 |
  • URL |
  • 仲野 #-
  • [ 編集]

念のために、下に黒タイツを履いておいたほうがいいんじゃないですか?

備えあればなんとやらですよ
( *´艸`)クスクス

  • 2011/02/22(火) 17:35:11 |
  • URL |
  • 魔王 #-
  • [ 編集]

>仲野さん
同日行われる某自衛官の結婚式も多分に気になりますが、詳細は集合したときにご披露ということにしましょう。

>魔王さん
それで式が盛り上がるのであれば。裸になるぐらいの気概と黒タイツと、万が一のためにど飴を持って式に臨みたいと思います。

  • 2011/02/24(木) 12:55:16 |
  • URL |
  • さっけー #-
  • [ 編集]

え!?自衛官結婚!?

>もちろんカツラも用意するし

兄の髪を心配して、親戚や相手側の親族の前で恥をかかないように、カツラまで用意してくれるとは・・

なんて、出来た妹なんでしょう!!!

  • 2011/02/25(金) 00:32:20 |
  • URL |
  • うった #-
  • [ 編集]

うったさんが知ってる人とはまた別の自衛官ですからご安心ください。

>もちろんカツラも用意するし
3世代先まで呪われろ。

  • 2011/02/28(月) 22:39:08 |
  • URL |
  • さっけー #-
  • [ 編集]

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